この記事は2019年8月2日に発売されたヤングガンガン16号に掲載されている咲-Saki-の206話のネタバレ感想、考察記事になります。
咲-Saki-『206話』のネタバレ
なんと阿知賀女子のドラゴンロードの松実玄は宮永照のリーチに対し、追っかけリーチ!!
すると照は一発で玄の当たり牌をつかんでしまう。。。
玄ちゃんのリーチ、一発、タンヤオ、三色、ドラ8の数え役満が照を直撃!!
一挙に6万点以上の点棒が動く波瀾である。。。
モニター越しの観戦者たちも驚く。ドラは玄ちゃんにあつまるのではなかったのかと。
これには理由があった。。。玄ちゃんの試合前の回想にさかのぼる。。。
玄ちゃんはドラを捨ててしまうと不調になってしまうのだ。
しかし、最近は調子を取り戻す感覚が間隔が短くなっているのだという。
つまり、なんらかの意思を持ってドラを捨てた場合はリターンとなって帰ってくるというものであった。
しかしそれだけではない。。。玄ちゃんの手配がドラを抜いたカンチャン町の形でテンパイ形になっていることに気づく。
玄ちゃん自身も他の人にドラを送り込める能力の兆しに気づき始めていた。。。
咲-Saki-『207話』の考察
玄ちゃんがドラを操作して、他人の山に持ってこさせる能力に開花したというエピソードである。
しかし、この能力はこの決勝メンバーではそう何回も通用しないと予想する。
はっきり言って、この数え役満直撃は自分の能力を過信しすぎて、打点をあげるためにリーチをしてしまった宮永照の完全な勇み足である。リーチをすれば逆にあがられたときに裏ドラが乗ってしまうことはわかりきっていたはずだ。
次回以降、玄ちゃんがよほど好調の波にでも乗っていなければ、この決勝メンバーにいくらでもされてしまうであろう。
このメンバーの中では機転が利く打ち方の出来る、タコス娘こと片岡優希と臨海女子の辻垣内 智葉(つじがいと さとは)がいる。
片岡優希は機転をきかせて早あがり、1000点のみや、わざと安い手に振り込んで親を流すなど出来る描写がすでにされている。
この試合で天和を2回あがったことがやたらとクローズアップされているが、基本的に咲-Saki-の登場人物の中では能力に頼らずともそこそこの技術で打てるという、非常にレアキャラでもあるのだ。
それにこの試合で能力を使わず唯一技術だけで打っている智葉。ある意味智葉はこのメンバーの中で一番強いと言えるであろう。
智葉の技術があれば、玄ちゃんが不用意に切ったドラ以外の中張牌や生牌の字牌を狙い打たれてしまう。
それに臨海女子自体、ほかの学校と比べて未知の部分が多いのだ。智葉も実は隠された能力があるのかもしれない。