この記事は2019年9月9日発売日の別冊少年マガジン2019年10月号に掲載されている進撃の巨人の121話のネタバレ感想、考察記事になります
進撃の巨人「121話」のネタバレ感想と「122話」の考察
まずタイトルのように進撃の巨人ファンの間ではこのループ説という言葉がたびたび使われてきた。
過去の進撃の巨人の継承者であるクルーガーがミカサやアルミンという未来の人物の名前を口にだしていたことがきっかけだ。
そのことからこの世界は未来から過去へと何回もループして、破壊と再生を繰り返しているのではないかと。。。
今回でそのカラクリはだいたい判明した。
まず最大の謎だった進撃の巨人の能力。脱皮のように巨人から、人間の部分を切り離して、ふたたび巨人化出来るということは、これまで描写されてきた。
しかしこれは別にエレンの進撃の巨人だけが使えるということではない。回数にはそれぞれ個人差があるだろうが、ピークの車力の巨人やジークの獣の巨人も似たようなことが出来る。また車力や獣の巨人は外見的特徴や、遠投など、それぞれの巨人だけが有する力をもっている。
それに対してエレンの進撃の巨人は、能力が判明してなかったので苦戦を強いられることも多かった。
今回判明した進撃の巨人の能力は。。。。
進撃の巨人|ループ説が完全に消えた?
過去、現在、未来の進撃の巨人の継承者同士である程度の意思の疎通が出来る。ということは、現在の進撃の巨人の継承者はなんと未来の世界がどうなっているかを知ることが出来るのだ!
予言者といっても差し支えないだろう。
このことはグリシャが少し話していたように、始祖の力の継承者やジークですら知らなかった事実であるのだ。
グリシャは代々、進撃の巨人の継承者はだれにも従うことがなかったと言っている。
それはこの未来の世界をみることができる能力を持っているからなのだ。この力を配下におけば、どんな人間でも世界を支配できるだろう。
また、未来をみることができるだけでなく、現在の進撃の巨人の継承者から過去の進撃の巨人の継承者へメッセージをとばすこともできるのだ。
これはSF的ににタイムパラドックスという現象が起きてしまうだろう。
つまり、進撃の巨人の継承者がその能力を過去に向けて発動した際には、進撃の巨人の継承者は時の観測者となって、現在の世界を作り替えてしまうことが可能なのではないだろうか?
進撃の巨人【121話】最新話のネタバレ考察|ループ説が消えた:まとめ
ただし、留意しておくべきことは、現在の進撃の巨人の継承者は過去の進撃の巨人の継承者にみせる未来は、ブラックボックス的に断片的にかみせないということも可能という点である。
エレンは自分の見た未来を思い浮かべて恍惚の表情をみせているではないか。その光景がおそらくこの進撃の巨人の最終回なのであろう。